ぜ、旅をするのか?あえて僕の場合、独り旅をするのか、独り旅を欲するのか?

それは二人になるとどうなるのか?やはり違うのか?同じなのか?

疲れて帰ってきても、それでも、旅を欲するのはなぜだ?

  

終わりがあり、ゴールがある。

   

それが答だと思う。僕らの答は、高松空港にて。それ以上の何かが、出るのか、出ないのか。

  

  

9時半に出発する便のために、僕らは朝早くに起きて、出かけるはずだった。でも、ぎりぎりまでベッドに入っていったために、部屋を出る時にはあわただしかった。それはどこか、朝の出勤風景に似ていた。

それでも彼女は、きっちりと浴衣を洗濯し、ベランダに干していった。頼むね、と僕に一言言い残して。

久しぶりに見る、動き出した街の風景は、僕には新鮮だった。バスが走り回り、営業車が渋滞し、コンビニには学生の自転車が並んでいる。どことなくせわしなさを朝陽が助長しているような気がした。今日もまた、ずいぶんと良く晴れていて、秋空がやけに高い。

空港は郊外のさらに山の頂にあったが、近くまでの幹線道路は、珍しく渋滞している。香川だって、朝は渋滞するのだ。今は通勤ラッシュ、というより、職場からそれぞれの任地や営業先に、出かける時間だ。

「こういう中に揉まれていた頃もあったんだぜ」

僕はそんなことを自慢げに話していた。彼女は呆れて聞いていたが、それでも表情はどこか明るかった。

寂しさは、昨日のウチに消化したのか、朝慌ただしかったのが何よりだったのか、彼女は表情は冴えていた。もう既に、テレビで見る顔の予感がする。無防備さが消え、緊張が漲っている。僕も少なからず、その影響を受けて、どこかテンションが高くなってしまっていた。

空港の正面の駐車場にクルマを停め、僕らは連れだって正面玄関をくぐった。彼女は一人でスタスタとチケットカウンターに行き、事務的な手続きを済ませて、ケータイで電話をかけてから僕のところへ戻ってきた。

まだ搭乗までは時間があったが、僕らは二階の出発ロビーに上がった。

時間がまだ早かったようで、ロビー周辺の飲食店は、小さなコーヒースタンド以外はまだ開いてなかった。書店も売店も準備中で、唯一コンビニだけが開いていた。

「おみやげ買う暇がなかったね」

僕がそんな風に言うと、別にいらないよ、とぶっきらぼうに応えた。

ロビーには、サラリーマンの姿ばかりで、彼女のような普段着は少なかった。彼女は、淡いブルーのカッター・シャツの袖を肘の辺りまで捲り上げていて、、濃い色のデニムのダブルボトム、そしてサングラスをかけていた。それは今まで見ていたよりもずっとタイトなイメージで、ずいぶんとスマートに見えた。それでも、彼女がスカートを撒いてる、というだけで、スーツ姿の中では浮き上がっていた。

ふとそれは、ユウの姿に重なった。どことなく大人びた印象が、そうさせるのだろう。彼女がユウを意識したのかどうかは、わからない。

だが、少なくともその服装のおかげで、彼女のことを気付く人はいないだろうし、きっとそれを想定しての出で立ちなのだろう。そういう意味では、彼女は巧く状況には溶け込んでいた。

そして搭乗のアナウンスが流れる。

「いくね」

彼女は短くそう言った。だが、僕の顔を見て、動こうとはしなかった。

「中で退屈するよ」

僕がそういうと、

「いいんだ。逆に最後までダラダラするのは、ちょっと・・・」

そうなの?と言ってはみたものの、彼女の気持ちはよくわかった。それでも、彼女をすぐに送り出す気分にはなれなかった。

しかし、彼女は、どこかよそよそしく振る舞う。

「見送られるのは嫌いだから、パパ、先に帰ってよ」

そんな風に言って、自分の中のジレンマを紛らわすかのように口をとがらした。そんな彼女が愛おしく見える。僕が、対面も気にせず、もっとアッパーな性格だったら、きっとここで彼女を抱きしめたに違いない。

だけど、僕はそんな性格ではないし、そういうことが出来る年齢でもないし、それに、そこまでウエットに寂しさを素直に受け止められる人間でもなかった。今僕は、何者かを演じようとしている。別れの寂しさなど、意にも介さないドライな人間を、演じようとしていた。

それが本心ではないことを自覚していたけれど、全くの嘘と言ってしまうほどにウブでもなかった。自分の中にある寂しさを紛らわせるバッファーを、僕は少なくとも今は、コントロールできていた。いつか爆発する波乱は抱えながらも。

それで僕は、その出来た大人を演じてみる。

「ところでさ」

何の取り繕いもなく、たまたま思い出したように装って、ボクは言った。

「あの曲、あのままではもったいないと思わないか?」

突拍子もない話題に、彼女は怪訝そうな顔をする。

「昨日思いついたんだけど、どこかで発表したいな、と思ってね」

「ネットで流すとか、そういうこと?」

僕は首を振る。

「こっちでメンバー集めて、ライブを出来ればな、なんて」

あ、と彼女は小さく声を上げた。

「だから、メンバーが集まったら、また君を呼ばなきゃな、ってことをね・・・」

彼女はサングラスをはずした。僕に向けた目は、怒りに満ちていた。キッと、僕を睨んでいる。

でも、それがみるみるうちに解けて、やがて、潤み始めた。そして、大粒の涙が一粒、流れ落ちた。

もう、と言って、彼女は拳で僕の胸を柔らかくパンチした。そして、コトン、と体重を傾けて、僕の胸に頬を押し当てた。

「ちゃんとしたバンド形式なんて久しぶりだから、練習しないといけないし、そうだ、もっと他にも曲を揃えないとね」

恥ずかしさを紛らわせるために、僕は饒舌になっていた。でも、その声は自分でも情けないぐらい、うわずっていた。

「メンバーが揃ったら・・・」

彼女はそう言うと、居住まいを正して、涙を拭った。そして、一瞬にして明るい笑顔を輝かせる。

「メンバーが揃ったら、向かえに来てよ」

わかった、と僕は応えた。

  

は彼女が搭乗口へと向かうために、背中を向けたのを確認して、踵を返した。それから一度も振り返らずに、階段に向かった。

もう振り返らずに、あっという間に普通に戻るのだ。今ここで、僕は彼女としばしのお別れをしたんだ。そう固く誓って、僕は歩き出した。

短い歩数の中で、僕は日常のことを考えた。このまま家に帰って、読書をして、昼ご飯を食べて、仕事に取りかかって・・・。

無理だな、と僕早々と白旗を揚げた。すっかり、大きな感情の振幅に弱くなっている自分を露呈する。無理矢理押しとどめていた、寂しさがもう鎌首をもたげていた。

足取りが重くなる、歩幅が半分になり、僕はなかなか階段にたどり着けなかった。

それでも、振り返ることに、恐怖に近いものを感じながら、それに抗うことの過酷さも同時に感じていた。寂しさの上に、愛しさが咆吼を上げようと喉を鳴らしている。

コレがクルマならどんなにか、簡単だろうか、と思う。アクセルを強引に蹴りさえすれば、いいのだ、自分の足を、前に進めることが、こんなに重苦しいことだとは思わなかった。

でも僕は階段に辿り着き、その一歩を踏み出す。ガクン、と肩が下がり、視線が俯く。

全く無節操に、搭乗アナウンスが流れ、喧噪がいくつも通り過ぎる。外は、残酷なぐらいに青空だ。

僕は、二歩、三歩と進んでいくが、胸を締め付ける心持ちに、崩れ落ちそうになる。僕が最後に見た彼女は、どんなだったろうか?

今度またいつか、逢えるサ。

呪文のように心の中で繰り返すが、それが全く空を切ってボトボトと足下に落ちてゆく。彼女の麗しい笑顔が浮かぶ。愛らしい瞳が、浮かぶ。柔らかい肩のラインを思い浮かべ、指先が肌を押す、あの感触が蘇る。

チクショウ、という言葉どこからわき上がり、口をついて出そうになる。

寂しいのは、僕の方で、この旅を一番楽しんでいたのは僕の方で、彼女と離れたくないのは、まったく、僕の方なのだ。

あと一歩踏み出せば、もう搭乗ロビーは見えなくなる。

と、その瞬間、僕は後ろを振り返った。

僕の目に映ったのは、こちらをじっと見ている彼女だった。搭乗待合いと、出発ロビーを隔てるガラスに、手を着いてじっと僕の方を見ていた。彼女の手のひらと、サングラスをはずしてこちらを見る瞳が目に飛び込んできた。

彼女の目は寂しそうでもあり、どこか達観したように無表情にも見え、そして美しく輝いていた。僕を射抜く、視線は力強く、何かを訴えていた。

きっと、また逢える。

それは僕の錯覚かもしれないが、そんなことを僕らは、そこで約束しあったような気がした。

僕はやっと落ち着いて、勢いを着けて階段を駆け下りていった。

  

ルマに戻って、僕は早々と駐車場を後にした。途中で路肩にクルマを停め、昨日焼いたばかりのCDに入れ替えた。

程なく、CLOSEが流れ始めた。

シーケンスフレーズが始まったのを確認して、僕はクルマを再スタートさせた。

緑の多い道を抜けて、やがて、国道に突き当たる。T字路の赤信号で、僕はクルマを停めた。

左に曲がれば、そのまま家に帰る道だ。右に曲がると、遠回り、あるいはマンションからどんどん離れてゆく。

僕は当然のように、右に曲がる。とにかく早く、彼女の面影が残るマンションにも、彼女が飛び立とうとしている空港からも離れたかった。一度、僕は飛び出したのだから、あとはもう、突っ走るだけだ。本当は早く日常に戻り、その先に再会があるのだが、僕は一人になるとまったく勇気がない。

それにしても、後ろを振り返っても、彼女は機上の人だ。そんなに逢いたければ、努力するのは僕だ。

信号を曲がった所で、彼女の言葉が聞こえ始めた。

    

    溶かした絵の具が 滲んだ浜辺に

    囁く風の音、遠くの雨音

 

親不知で朝を迎えていてから、その後はずっと、夕陽を追いかけていたような気がする。宍道湖で彼女が僕に身体を寄せてから、まるで僕らはお互いを確かめるために、夕日に染まったみたいだ。

夕陽は、消えてゆくための最後の輝きだ。一日を焼き尽くし、闇の中へ誘う。神聖な祭祀を司り、それに僕らは心を洗われる。どこかで、終わりを待ち望んでいるようなところが、心の片隅に潜んでいるのではないのだろうか?

そして、そのことを、彼女も見て、感じていたのを、僕は今やっと知る。彼女はこの旅のひとつひとつを心に刻んでいる、と言った。僕もそれをどこかで信じていたとはいえ、自分の努力が無駄にはなってなかったことに、胸をなで下ろす。

クルマは、坂道を上ってゆく。川沿いの道を、曲がりくねっていく。少し遠回りをしていくだけで、僕は帰ろうと思う。逃げてばかりはいられない。

   

    はるか彼方へとつながる

    乾いた幻 至上の夢

   

ところで、僕の夢は何だろう?この歳になって、将来の夢、というのも気恥ずかしいが、それでもああなればいい、こうなればいい、ということは朧気ながら考える。それを僕は、夢と言うよりは、希望という言葉にアップグレードする。

それでも思い描くのは、希望というには現実に偏り、夢というには輪郭がはっきりしている。純粋な夢や、未来を照らす希望とはほど遠い。

ところで、彼女の夢は何だろう?例えば、手を繋ぐこと、ジンクスを打破すること、プライヴェートを共有すること。それは僕のささやかな夢であったはずだが、同じように彼女も、僕に夢を照らすことはあったのだろうか。

でも例えば、それが乾いた幻だったという、ペシミスティックな想いに包まれてしまったのかもしれない。それはきっと、僕から伝染してしまったのかもしれない。

自分に修正する時間を、僕は必要と感じている。自分に戻る場所、時間。

それが、僕と彼女の距離だと思うが、それにしても、遠い。そういえば、そろそろ、飛行機の飛び立つ時間だけど。

  

    終わりの近づく 眩しい夏の日

    光の溢れた時間が閉じてゆく

 

僕は不安になる。CLOSE、というキーワードに辿り着いたのは、彼女の方だ。僕は、そのセンスに感動し、僕の中でもイメージが広がった。

もちろん、曲が呼んだ言葉、というのもある。だけど、彼女のセンスに訴えかけたものが、果たして夕陽だけだったのだろうか。夕陽以外に、僕は彼女に何を見せてあげたのだろうか?

二人で旅をする、ということは、その定点、時折佇む場所で、何かを確認する作業を共有することだ。互いに、それが美しいものであるか、雄大なものであるか、あるいはその逆かを、同じ足場の上に立って判断を下す。

それが、互いに同じであれば嬉しいし、違うのであれば、それは発見につながる。なるべく同じコトを望むし、ズレていても納得がいくズレ方であることを望む。

でも、考えてみれば、二人でいれば、それだけで楽しい。そう感じるイノセンスを、僕はどこかで信じている。手を伸ばせば、そこにいて、というわがままが通用するのは、それこそが至上の夢なのではないか、と思う。

だったら、わざわざ旅に出る必要はないのではないか。

だったら、なぜ、僕は彼女に旅、という時間を共有することを思いついたのだろうか?

それは僕の心持ちの弱さ、甘さにある気がする。でも、旅がもたらすプラス・アルファが、その僕のウィーク・ポイントを隠してくれることを、期待している。きっと僕は、楽しかったよ、という彼女の言葉を、しばらくは噛みしめながら夜を過ごすことになるのだろう。

    

    今は色褪せた思い出

    たたずむ足下 波が揺らす

 

僕は旅の細かな情景を反芻している。彼女との時間が終わって、次に逢うまでの長い時間、僕は思い出に浸ることを許されている。なにより、他でもない、彼女との思い出だ。

それもいつか、曖昧になり、僕はきっと、もっとはっきりとした輪郭を求め始めるだろう。それがきっと、現実をドライブさせる、有力な言い訳になるはずだ。決して、僕らを繋ぐラインが途絶えたわけではない。それでなくても、テレビを点ければ、彼女の面影は、そこここにある。

ああ、そういえば、今日彼女が出演するテレビは、何というタイトルだったっけ?

なんてコトを考えていると、僕の中を、ギターの甘い音色が通り過ぎて行く。必要以上に、僕はダイナミクスを付けて弾いてみたつもりだ。それほどに感じないのは、やはり僕の未熟さなのだろう。

有り触れた、手癖にまみれた、印象に残らないソロ、だと思う。それでも、僕は短いこの曲の中で、彼女の声と戯れる。その実感は、まだこの指先に残っている。それは優しい思い出だ。

  

    傷も癒さず なくした想い

    ここに置いたままで 歩き出そう

  

ふと、彼女の泣き顔を思い出す。正直言って、僕にとってはこの旅で唯一、うんざりする瞬間だった。もちろん、非は僕にある。でも、彼女の泣き顔は、きっと無防備さの現れだろう。きっとコレも、僕の中でちゃんと彼女との関係の中で生きてゆくのだ。

僕らは、関係することで、必ず何かを得る。無駄などない。そういう貴重な関係が、つまり恋なのだと思う。

なんとなくだが、最初に彼女がこのフレーズを歌った時に、僕はどこかで心持ちが軽くなるような気がした。それは明確に、実感を伴って、心に刻まれる、というほど重たいものではなかったけれど、そのメッセージが、僕を救ってくれたような気がする。

それは、コレが、彼女の許しの表現だったのではないだろうか、と思うのだ。

僕はやはり、と思う。自分で自分は許せない。きっと、他人に許してもらう。許してもらうために、人生はある。人生は、常に答を求められる。許し、という回答を得るために、僕はずっと、複雑な方程式を解き続けなければいけないのだ。

    

    夜空に向けて この手伸ばして

    目蓋伏せたままで 風、抱きしめ

 

道はちょっとした集落に入り、グッと狭くなる。まだ未整備の国道が、このまま山を越えて、徳島まで続いている。そこまで行ってもいいし、少し先の道の駅でUターンしてもいい。それはぼんやりとした迷いの中で浮遊する。

僕はもう、家に帰りたいのだろうか?

あのキッチンに、リビングに、バスルームに、ベッドの上に。そして、ベランダに干されたままの浴衣を思い浮かべる。きっと、今日の天気なら、早く乾くはずだ。

たった数日の内に、彼女は僕の部屋にいくつも痕跡を残していった。それは僕が、あの部屋の中で感じるだけではない。きっと、彼女はこれから僕の部屋を簡単にシミュレートできるはずだ。やりとりがやりやすくなるだけではなく、彼女の想像の中に、僕の部屋のあることがどこか嬉しかった。

きっと、思い出とはそういうものだ。小さなキーワードで、同じ風景を幾層にも渡って思い描く。そのパスワードを重ねることなのだ。そのカギは、お互いの心の中にある。

彼女がどの夕刻をイメージして、最終的にこの歌詞を書いたのかは、確かめていない。でも、きっと、当然のように夕焼けのあとに訪れる、闇を経験している。闇に包まれ、僕らは帰宅の準備をする。名残を感じながら、帰宅の準備をする。

そうだ、家に帰るんだ。

旅には、目的地がある。それは折り返し地点でもあり、ゴールでもある。ゴールまでの間、何があるのかというと、それは道程がある。道中、華々しいことや、目を見張るアクシデントは、そうそうあるものではない。思い出すと、彼女は時々、助手席で眠っていた。

それでも、道程はあり、その果てに、目的地に着く。

僕らは目的地を共有するようで、本当はそれまでの長い、無為な時間を共有している。何でもない作業を、共有しているのだ。

それが特別に思えるのは、だからそれが、僕と彼女で共有しているからだ。きっとそれは、他の誰とでも同じ原則で、まったく違うバラエティに富んでいる。

だから僕は、彼女と旅をする。

旅をして、目的地に着く。その一部始終を、共有する。その時間を共有する。

     

    振り返らずに もう迷わずに

    心解き放って 舞い上がろう

  

歌はそこで閉じる。曲はまだ余韻を残す。それも、また終わる。ゴールを向かえる。

ゴールを向かえたら、あとは家に帰るだけ。いつもの日常に帰ってゆく。

やっぱり家が一番、と寂しさを紛らわせるように感嘆する。未だ旅の余韻の残る身体をクールダウンさせて、明日に備える。

早く日常に戻り、その先また、再会が待っている。

  

はなぜ?と問う。なぜ旅をするのか?

ゴールがあるからだ。ゴールを迎えて、家に帰るのだ。

僕らは人生という旅の果てに、家に帰るのだ。

彼女のいる、家に帰るのだ。

 

そうだ、家に帰ろう。

 

-了-

 

    

   

    

    

    

    

    

    

    

    

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最後まで読んでくれたご褒美に・・・