静かな日々
words by NAHO

 

幾千の星くず 瞬く夜空では 錆び付いた心も 静かに動き出す
ほの白く射す 月明かりの先には 悲しくも凛と開く月下美人の花

たくさんの宝石 身に纏ったビーナス 一人ぼんやり泣く 月光を見上げて
泣いていた事が 解らないように 本当の心を 隠したまま出てゆく

愛されない男は なんの躊躇いもなく
女を殴りつけた 窓の外に広がる雨雲

世の中が悪いと 男は繰り返す いつしか自分をも 否定し始めてた

恋人じゃない男と女が 星くずのベッドの中 激しく抱き合う

お互いの傷口を 重ねて舐め合っている
それぞれの苦しみを 闇に葬り去るまで

二人の涙を この雨が洗う この風が飛ばす 雨雲が晴れる

何を言われようが 何をされたとしても
自分は大丈夫 真実はこの中に

存在する事を 私は知っているから
月下美人のように 月の光に心を開く

死にたくなるほど悲しい事でも 全ての涙を この雨が洗う
この風が飛ばす 星空が続く

 

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