プシケーの涙
words by しま♪さん

 

揺れた言い訳と 転がった瞬きは
走る地下鉄の ベルの音に消えるから
いつも同じ声で抱きしめて 凍える前に
時間超えた場所へ 誘って 今すぐ

ひとつ 落ちたのは ガラス色の眼差し
ふたつ残るのは 水色の傷跡だけ
涙落ちた後を撫でてゆく 冷えた指先
息が止まるほどに 覚えている 今でも

次の夜まで ざわめく胸抱え
光る街角 吹き抜ける沈黙
次の約束 いつでもあやふやで
陽炎の街 誰もが立ちつくす

彼のその手から 香るのは閉じた壁
いつも 温もりを伝えても 伝わらない
セツナ色の心 苦しくて声を上げる
甘い言葉 書き留めて そのまま

次の願いを 訊ねて答えても
傷つくだけで 雨のように消える
次の言葉を 求めて待ちわびて
鳴らないベルを ただ見つめ続けて

今の答は どうして嘘じゃない?
もっと早くに あの言葉言えたら
今の涙は 最後の嘘だから
想いのすべてを 閉じこめて
 さよなら

 

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