母の嘆き
words by しま♪さん

目を覚ます
闇の中で横たわる 光の痕

傷つけた 朱色の肌
流れ出す 嘆きの粒
果てしない 雲の彼方

震え出す 虚空の壁
繋がれたラインから
溶けてゆく 氷の炎

手を延ばしても 崩れ落ちてく
どうしてそんな顔をして笑うの?
瞼を閉じて
胸の鼓動を 感じたままで
笑うの?

帰る場所さえ忘れても
その叫び声 もう届かない

辿り着く 波の袂
立ち尽くし 明日を想う
その奥に 縛られた
風の音 耳を澄ませて

絶えることなく 流し続ける
母の涙に 戸惑いを隠して
懐かしい日々
思い出せずに 全ては終わる

降り注ぐ雨を避けても
その叫び声 もう届かない

綴られた言葉だけでは
その叫び声 もう届かない

繰り返し 繰り返し いつまでも
今はもう 泣き疲れて 閉ざされた
最後の詩

 

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